越地の美景が絵に描かれ
「画江南」は紹諸高速道路の平水出口の近くに位置している。写生基地として、ここの交通優位性は非常に著しい。張継平がこの場所を選択したのは、便利な交通の以外に、最も重要なのは、基地所在地の平水鎮剣灶村が古い村落だからである。張継平によると、「春秋時期に越国の欧冶子がここで剣を作ったことがあるので、剣灶村と名付けられました。ここは古代越国文化の証明の一つです。」ここの環境資源もとても豊富であり、近くには王化線、平王線などの写生聖地があり、さらに古い村落が周囲に分布している。この写生基地には交通機関が配置され、画家達が外へ収集に行くことができるようになる。「写生基地を研究・学習・創作を一体化するプラットフォームを作ろうとします。創作だけでなく、観光もできます。絵筆を通じて紹興の美しい風景を絵に描きます」と張継平は言う。全国各地で景勝地をプラットフォームに構築した写生基地が多くあるが、紹興ではまだなさそうである。これは張継平にとって契機だと言えるだろう。自分の優位性を利用して柔軟な写生ルートを設計するなら、写生基地に観光客の流れをもたらすだけでなく、農村観光の発展を推進することもできるだろうと張継平はそう考えている。