鑑湖酒坊：「国家工業遺産」に刻み込まれた黄

鑑湖酒坊：「国家工業遺産」に刻み込まれた黄酒の物語


「越酒は天下へ行き至る。」

様々な書類から坊間まで、紹興の黄酒に関わる物語が何千何万もあるが、「国家工業遺産」に刻み込まれたのは「鑑湖黄酒作坊」しかない。
「鑑湖黄酒作坊」は十里湖塘の鑑湖の畔に位置しており、鑑水の源である。元住所としての紹興鑑湖醸酒有限責任公司の工場は今でも主要な醸造現場とされている。中国工業・情報部に「国家工業遺産」と認定された、中国酒業協会に「紹興黄酒伝統醸製工業遺産保護基地」の称号を与えられたこの黄酒醸造場は、中国黄酒分野における今まで唯一の国家レベルの工業遺産である。