(浙江 浙東唐詩の道)
唐詩、中華民族最も素晴らしい文化遺産の一つ、
中華文化宝庫にある一つの宝珠、
「唐詩の道」はこの宝珠を
艶出しさせる流れる水である。
なら、「唐詩の道」とは何だろう
(浙東唐詩の道)
浙江にこのような道がある。
唐代の詩人たちが銭塘江より、紹興を経て、剡渓に入り、
剡中を過ぎ、天台、仙居、臨海などに至り、
浙東の七州を抜け、山水人文の道を踏み出す。
この道は、後世の浙江学者に「浙東唐詩の道」と呼ばれる。
(杭州 蕭山)
蕭山義橋漁浦、浙東「唐詩の道」の重要な源を考えられる。今の義橋漁浦は銭塘江、富春江、浦陽江の合流点に位置する。唐の時代、文人たちは義橋より西へ漁浦湖に入り、転々と紹興へ向かう。
銭塘江にて
浙江富春江流域
夢幻のような景色、沙洲で騒いだ水鳥が自由自在に歌っている;水を分ける櫂、自然のままに行く船、すっきりと晴れる心。このような田園風景は詩人を酔わせ、游客を恋させるだろう。
(紹興 上虞)
紹興の辺りにある稽山鏡水は詩人が雲遊する大事な目的地である。上虞は「浙東唐詩の道」の重要な駅であり、その風景もまた独特な風格がある。
上虞丁宅の美しい自然風景
(紹興 嵊州)
曹娥江より始寧を経て、剡渓に入る。町を流れる輝いている剡渓、その澄んだ水は文人たちを潤し、唐詩に閃きを提供した。
嵊州剡渓
(紹興 新昌)
紹興新昌にある剡中仙境天姥山も、詩人たちに愛される場所の一つ。
新昌班竹村「唐詩の道天姥古駅」
天姥山
新昌大仏寺
(台州 天台)
連なる山、千葉蓮華の如き、ここ天台は浙東唐詩の道に精華の在り処。
桐柏宮
天台、赤城に入り、ここの風景も詩人に愛されている。特に国清寺と桐柏宮の勝景、よく詩人たちに歌われる。
(台州 臨海)
臨海、二千年の歴史を有する古城、常に「江南小鄒魯」「海上仙子国」と謳われる。
唐詩と山水を友とする道。
詩意溢れる浙江、心は感動しているのだろう
臨海