紹興の物語（七）：臥龍山の伝説

臥龍山の伝説

臥龍山は城西に位置し、南は鑑湖、北は江海に連なり、山々がそびえ立ち、まるで江湖の上に巣くう臥竜のような雄大な勢いを持っている。地名の由来は、身を捨てて人に尽くす壮絶な事績にあると伝えられている。

伝説によると、雄白は小さい頃から知識があり礼儀をわきまえていり、優れた武芸を身につけていた。ある偶然、彼は二人の目が縮み、顔中ひげだらけの老人が「復讐」の話をするのを聞いた。もとは千年前に竜王が波風を起こし、後に大禹が治水し、竜王を殺して退治した。竜王は東シナ海に逃げ、大禹の死後、潜伏して千年修練し、心に報復を持っていった。会稽山の民に期限を定めて貢を納めるよう警告し、禹廟に香火を入れてはならない。さもなければ会稽山を水浸しにし、大禹陵を流失させ、恨みを晴らす。雄白はそれを聞いて剣を持って穴に入って罪竜を殺し、民のために害を取り除く。

雄白は穴に入ってドラゴンボールを奪うと、神の助けがあるかのように、蛟竜と絡み合った。蛟竜は落下したドラゴンボールを奪還する際に地面に落ちて死亡し、雄白も不幸にも落下して死亡した。戦いが終わるといくつかの丘が出てきた。ドラゴンボールが落ちた場所は「火珠山」と呼ばれ、「臥龍山」とちょうどつながっている。「火珠山」の東の峰は、竜の舌が落ちた場所で、現在は「龍舌口」と呼ばれている。龍の尾は南西20里に落ち、龍の首とはるかに向かい合っていることから「龍尾山」と呼ばれている。蛟竜が雄白に削られた腹壁は、龍尾山と臥龍山の間に落ち、小山をそびえ立たせている。雄白が犠牲になった後も罪竜に抱きついて落ちたと言われている。そのため、「抱龍山」と呼ばれている。雄白は民のために害を取り除き、剣を持って龍を斬り、その勇敢な精神と壮絶な行為は後世に歌われて学び、彼の事績も口コミで伝えられ、「臥龍山」伝説という千古の美談を残した。